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- お宅は大丈夫!?住環境による健康被害実例
シックハウス症候群
アトピー……健康被害実例
「引っ越したら急にアトピーになってしまって……」
Life&Co(ライフアンドコー)には、上記のように住まいによる健康被害に遭われた方のご相談が寄せられます。こういったお話を伺うと住環境が原因による体調の悪化が身近にあること、化学物質の恐ろしさを再認識するものです。こちらでは、当社が伺った健康被害実例についてご紹介します。
健康被害例 その1
去年から体中の湿疹に悩まされています。病院に行っても原因不明と言われましたが、住宅改修した翌年に発症しているので、もしかしたら改修時に使用した建材に原因があるのかも……と思っています。原因を究明するにはどうしたらいいでしょうか?
改修後の発症ということでしたら、時期的に住宅による健康被害ということは十分考えられます。まずは、化学物質の室内濃度測定や空気中のイオン測定を行って、原因を突き止めましょう。当社では調査も行っていますので、ご相談ください。
健康被害例 その2
F☆☆☆☆(フォースター)の建材を使用して建てましたが、3年経って急にアトピーが発症しました。いろいろ調べたのですが、もしかしたらこの症状はシックハウス症候群では?と思っています。F☆☆☆☆の家でもシックハウス症候群になってしまうものなんでしょうか?
F☆☆☆☆(フォースター)は、農林水産省が定めたホルムアルデヒドの発散基準のことです。F☆☆☆☆が最高基準値で、☆の数が多いほど放散量が低くなります。
等級区分 | 法規制対象外 | 3種 | 2種 | 1種 |
---|---|---|---|---|
表示方法 | F☆☆☆☆ | F☆☆☆ | F☆☆ | ― |
ホルムアルデヒド放散速度(μg/㎡h) | 5以下 | 5~20 | 20~120 | 120以上 |
ホルムアルデヒド放散量(mg/l) | 0.12以下 | 0.12~0.35 | 0.35~1.80 | 1.80以上 |
使用制限 | 無制限に 使用可 |
床面積の2倍 の面積まで使用可 |
床面積の 0.3倍まで使用可 |
使用禁止 |
しかしこれは建材個々のホルムアルデヒドの放散量を示しているだけで、必ずしも住環境の安全性が保証されるものではありません。家のなかすべてにF☆☆☆☆の建材が使われていたとしても、ホルムアルデヒドへの影響がまったくないとは言い切れないのです。ですから、「F☆☆☆☆の家=安全」と考えずに、住まい全体のホルムアルデヒドの濃度に目を向けることが大切です。
健康被害例 その3
オール無垢材・無添加の健康住宅に住んでいますが、最近になって子どもたちが頭痛やだるさを訴えるように。病院では問題ないと診断されていますが、症状は改善しません。化学物質以外にも、住まいが悪影響を及ぼす要因などはあるのでしょうか?
ホルムアルデヒドなどの化学物質以外にも身体に影響を及ぼす住まいの要因はいくつかあります。例を挙げるなら、電磁波・排気ガス・花粉・カビ・ダニの糞、死骸・たばこの煙などでしょうか。
特に、携帯電話やパソコンの普及により電磁波は家のなかでたくさん発生し、影響が起こりやすい環境下にあります。まずは自覚症状の原因追求をきちんとして、原因から対策を考えていきましょう。